1,2歳児 大きな大きな成長期−チャイルドセラピー−

お子様の著しい成長、2才前後のお子さんは単語が2、3語つながりフレーズでお話を始めます。

反抗期? どうしたのかしら? と思う時も少なくないと思います。

4才までに出来上がる社会性の基盤、しつけを教える時期です。

この時期のお子様にとって、何より大好きなお母様の言葉、態度はとても大切、
心の成長に大きく影響します。

 

1.ピーク・エンドの法則(ノーベル賞受賞者 ダニエル・カーネマンの研究)

物事の「最後」結末が思い出に大きく作用する

どんなお母様でもお子様の反抗期にはついつい「ダメダメ」と繰り返してしまったり
感情的になるのは当たり前。

お子様とけんかをしたり、感情的に叱ってしまった時、

「今度は○○しましょうね」と抱きしめてあげたり、
怒りすぎてしまったら「ごめんね」と一緒にお菓子を食べたり、
「大好きよ」と言って遊んであげたり

最後はお母様の笑顔でしめくくるとお子様の記憶には

「なんで怒るんだろう、なんでいつもダメて言うんだろう」というような
悲しいサインや思い出として残りません。

嫌いな歯医者さんでシールやおまけのおもちゃをもらうと、恐い治療の記憶より
おもちゃをもらって”うれしい”という記憶が強く刻まれます。

 

2.ロールプレイ

言葉がたくさん出てきたら、「お母さんごっこ」をしてみてください

お子様が「お母さん」、お母様が「お子さん」役になり、いつものお嬢さんや
息子さんの様子、態度で「子ども」を演じてみてください。

お子様は初めの数回はきっととても優しいお母さんを演じます。

慣れてくると怒っている時、忙しくてかまってくれない時の「お母さん」を真似するでしょう

こんなこと言ったかしら、こう感じていたのね、と気づきがあるかもしれません。

是非試してみてください。